ノーコードツールとは、コードを使用せずにシステムを作成できるツールのことです。なので、プログラミング(コーディング)のスキルががなくてもシステム開発をしたい方におすすめです。
この記事では、実際にWebサイトを運営している会社のエンジニアがノーコードツールを導入した経験から、コーポレートサイトなど利用目的別にWebサイト制作におすすめのノーコードツールを紹介します。ツールを導入する際の参考にしてください。
実際に触ったツールしか述べていないので「なぜこのツールがないの?」と言う方はTwitterまでリクエストください。
コーポレートサイト / LP / 採用サイト
コーポレートサイトに限らず、LP作成や、ブランドサイトや採用サイトも含みますが、全ページがページの10pや30pくらいでしたら以下のツール
メリット
- このツールだけでWebサイト作成が完結できる(WordPressよりも簡単)
- CMS機能があるので簡単にコンテンツ(ブログなど)を発信することができる
- 日本語対応可能
デメリット
- コードを触って編集することができないので、HTML, CSSが触れる人にはストレスがあることも
- 長期運用する場合はWordPressよりもランニングコストがかかる
- コーポレートサイトやブログ向きのプランなら月額2,480円(2022/05/05 現在)
- WordPressならコストはほぼサーバー費用だけで毎月1,000円前後
- コーポレートサイトやブログ向きのプランなら月額2,480円(2022/05/05 現在)
運営者ならどう使うか
・採用サイト(1年ごとに変わるので、翌年は外注する判断もできるので)
・立ち上げたばかりのスタートアップのコーポレートサイト(1,2年使う想定で)
メディアサイト(ポータルサイト)
メディアサイト(ポータルサイト)とは、データベースサイトは、求人、不動産、飲食店、美容室など、掲載される情報が膨大にあるページを指します。
例、Indeed、HOME’S(ホームズ)、食べログ、ホットペッパービューティーなど。
こういったサイトに近しいサイトをノーコードで実現するなら、以下のツールがいいと思います。
Webflowには、CMS Collectionsという機能がありデータベースのようにデータを保存できます。
Webflowには、CSVファイルを使用して、CMS Collectionsのデータ項目を、一度にインポートすることができます。
これにより、メディアサイト(ポータルサイト)のような大量のページ(商品ページなど)を一気に作ることができます。
メリット
- ドキュメントや動画などマニュアルが充実している(基本英語だけど)
- SEO、SSLなどの設定ができる(詳細)
- カスタムコード(HTML、 CSS、JS)を書くことができる
デメリット
- 料金プランが分かりにくい
- ドキュメントが英語のみ
学習できる教材がなかなか少ない印象でしたが、いかのWebサイトが勉強になりました。
運営者ならどう使うか
メディアサイト(ポータルサイト)をトライアルで期限付きで運用するとして、改善しながら成功パターンが見つかれば、0から開発する方法がおすすめです。これこそ、リーンスタートアップにおけるMVPだし、今後の鉄板になる気がしています。
さいごに
この記事では利用目的別にWebサイト制作におすすめのノーコードツールを紹介しました。
ノーコードツールは、定常業務の自動化など、業務効率化に役立ちます。導入してみたいけど、どう使っていいかわからない?具体的なツールごとのメリット・デメリットの相談や導入のサポートなどでお困りであれば、お気軽にご相談ください。
ノーコード・ローコードを用いた開発事例の共有、ツール選定のサポートをさせていただくことが可能です。